金融系エンジニアが選ぶブロックチェーンを学ぶために役立つ入門書を紹介!

こんにちは。とむるです。

2017年はブロックチェーンが世を騒がせましたね。2018年はさらにブロックチェーンという言葉が一般レベルまでに普及しそうです。

特にブロックチェーン技術がこれまで主に仮想通貨を支える技術として使われてきたのが銀行、証券や保険会社など金融機関でも使われるようになってきたので、ますます誰もが知るキーワードになりそうですね!

ただ「ブロックチェーン」という用語がバズワード化する一方で、実際に意味を理解し、人に説明できる人はまだまだ少ないのが現状ではないでしょうか。

そこで今回の記事では、私がブロックチェーンを学ぶ上で役立った本を紹介します。一応私のバックグラウンドとして金融系エンジニア(といっても新人ですが笑)なので今後ブロックチェーンに関わっていく機会も大いにありそうです。

この記事で紹介する本はブロックチェーンの事前知識がない非エンジニア・非専門家の本を選びました。よければ参考にしてください!

今さら聞けないビットコインとブロックチェーン

もはやコインチェックの「元」取締役となってしまいました著者が書かれた本です。ただ本の内容の良さは変わることはありませんし、引き続きビットコインとブロックチェーンの一番最初に読みたい入門書として人気を博しそうです。

ビットコインとは何か?どのような仕組みになっているか?を凄く平易な文章で書かれているので理系チックや技術的な話は苦手という方にもオススメの本になります。

またさらに包括的にフィンテックとは何か、次に現在どんなフィンテックサービスがあるのかを主として米国の事例を取り上げながら紹介しています。

本書後半のキーワードは「銀行機能の細分化」で、金融サービスがますます便利になっていくと同時に従来の銀行は、今後どのようなサービスを展開していていくのかを想像しながら読みました。

ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか

この本は、日本ではあまり知られていませんが、世界的に非常に著名な経営学者のドン・タブスコットによって書かれた本です。ドン・タブスコットは「最も影響力のある経営思想家」トップ50人を隔年で選出する、Thinkers50の上位常連思想家で、最新のランキング、Thinkers50 2017 Rankingでは、2位に輝いています。

テクノロジーが企業や社会にもたらす経済的・社会的な影響を世に問う第一人者と言われるだけあって今回の著作もブロックチェーン技術がいかに世界を変えていくかをわくわくさせる語り口で書かれています。私はこの本でブロックチェーンにとても興味を持ちました(笑)

特に事例(もちろん米国の事例が多いですが)を使ってブロックチェーンがどのように実際のビジネスの最先端で使われているか書かれているので非常に分かりやすいです。

会計業界を一変させる可能性を持った企業であるConsenSysについてもこの本で知りました。ConsenSysについては以下の記事で詳細を書きましたので、どうぞご覧ください。

会計とブロックチェーン技術 ~その大いなる可能性~

2017.11.09

この内容のレベルの本を数年前に書いているのは、さすがドン・タブスコットといったところです。2018年現在に読んでも決して損のしない本だと思います。

ビットコインとブロックチェーン:暗号通貨を支える技術

正直、この本を上回るブロックチェーンについて書かれた本は出ていないと思います。そのくらいブロックチェーンの概念を詳細に書かれた本です。この本を読了したあかつきには、ブロックチェーンについて非常に深い知識が得られると思います(少なくとも一般レベルは超えているかと思われます)。

ただし、逆にこの本のデメリットは、難しい・長い・教科書的ということが挙げられます・・・。入門書と思えないくらい内容が濃密で最後まで読むのはとても大変です。

ただ、そうした声を反映したのか上記の本を簡略化した「コンサイス版」が出たようです(笑)

文系読者でも読めることを売り文句にしているので、文系出身の前者の本で挫折してしまった方はぜひ読まれてはいかがでしょうか。

また金融機関に勤めている方や金融系のエンジニアの方は、文系出身の方が非常に多いので(私も含めて)、ブロックチェーン勉強しないといけないけど、技術的な話わからんといった方や前者の本を読む時間がとれない方はにもオススメです。

今後、金融の世界に在籍するのではあれば、嫌でも関わる技術になりそうなので・・・。

以上、ブロックチェーンを学ぶために役立つ入門書を紹介してきました。他にも色々有用な入門書はあると思いますが、今回は特に良いと思った本を抜粋させていただきました。

次回はブロックチェーンを実装する技術の本を紹介したいと思います。

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