【必携】経済学を学ぶ上でのオススメの入門書

こんにちは。とむるです。

今回の記事では、オススメの経済学の入門書を紹介したいと思います。

対象読者

この記事では、経済学を全く知らない入門者を想定しています。

具体的にはこれから経済学を学びたいという大学生やビジネスパーソンはもちろん、経済学に関心のある中高生やリタイヤ後の時間で読書を楽しみたい方などです。

経済学全般入門

池上彰のマンガでわかる経済学<1> 経済のしくみ

池上彰のマンガでわかる経済学〈2〉 ニュースがわかる

上記の2冊は、分かりやすい解説で知られる池上彰氏がマンガで非常に分かりやすく経済学について解説しています。中学生の方でもすらすら読むことができる分かりやすさながらも、経済の本質についてしっかり解説されている点はさすがだと思います。

第1弾はそもそも経済とはどういうものかといった解説から始まっています。需要と供給といった均衡の基礎的な内容から著名な経済学者の学説もマンガを通して簡単に分かります。

また第2弾では経済ニュースに焦点を当てています。過去に日本で起きたバブルなどはどういうものだったのか、ニュースでよく耳にする円安や円高はどういう意味なのかを丁寧に解説されています。

池上彰のやさしい経済学 (1) しくみがわかる 

池上彰のやさしい経済学 (2) ニュースがわかる

大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる

定番の10時間シリーズ経済学バージョンです。著者は東京大学名誉教授にもなっている井堀先生です。長年東大で教えてきた中で培われたエッセンスが20項目に凝縮されています。この20項目は経済学でも最も重要で議論されてきた内容になります。

 

ミクロ経済学入門

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

経済学といえば数式のオンパレードで抵抗感がある方も多いかもしれませんが、上記の本は数式を用いることなく、ミクロ経済学の本質について解説しています。

著者のティモシー・テイラー氏は、スタンフォードで教鞭をとっていたり、Journal of Economic Perspectivesというジャーナルで編集者を努めた経験のある方です。

需要と供給の話といった基本的な話からよくニュースで耳にする独占禁止法の解説、またまた貧困や福祉といったテーマを分析しています。数学を使った経済学的な展開に抵抗があった方にもぜひオススメの1冊です。

ミクロ経済学入門の入門

こちらは簡単な図を使ってナッシュ均衡ネットワーク外部性などミクロ経済学の中でも非常に重要な概念について解説した本になります。

日本人の著者が書いているだけあって文章もこなれていてかなり読みやすいです。まさにタイトル通り入門の入門書といったところでしょうか。

マクロ経済入門

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

ミクロ編に引き続きマクロ編でも本シリーズを紹介させていただきます。

本書では、GDPといったマクロ経済学を語る上で欠かせない指標の話やまさに日々の生活に直結にする政府の財政政策や金融政策を、こちらも数式を使用せずに解説しています。

国際収支の項目はアメリカ人著者が書いただけあって、アメリカについての内容ですが、興味がある読者はぜひ日本の国際収支について調べてみては如何でしょうか。

行動経済学入門

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか?

行動経済学入門といえば、やはりファスト&スローではないでしょうか。著者のダニエル・カーネマン氏はいわゆるノーベル経済学賞を2002年に受賞しています。

従来の経済学は人が合理的な選択肢を行うことを前提に理論を組み立てていましたが、本書で語られている行動経済学という分野は、「人は経済学者が想定するような合理的な行動を必ずしも行なっていない」という視点を経済学と認知心理学を組み合わせることで証明しています。

行動経済学の面白いところは心理学の実験を取り入れて実際の人がどのように行動しているかを検証しているところです。なので経済学に全く詳しくない方も自分の経験と照らし合わせながら読み進められるので分かりやすいです。

ちなみにリチャード・セイラーというダニエル・カーネマンと並ぶ行動経済学の大家がまさに行動経済学入門のタイトルで入門書を出していますが、内容は全然入門書レベルではなく経済学(さらにいえばファイナンス?)の素養がある程度備わっていなけば全く読み進められない物ですので、注意が必要です。気をつけてください(笑)

 

経済史入門

経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる

本書は経済史の本で推しているというよりは経済学の名著のつまみ食いといった内容ですが、 経済学がどのような歴史をたどってきたかという経済史の入門書籍として非常に有用だと感じました。

アダム・スミスの国富論(諸国民の富)からトマ・ピケティ氏の21世紀の資本まで有名な経済学の書籍を通じて、その時代にどのような経済学が生まれ、変遷してきたかを俯瞰的に理解することができます。

また著者の時々挿入されるギャグや自虐ネタもとても面白く、息抜きになります(笑)

はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで

本書で、スミス、J・S・ミル、マーシャル、ケインズ、マルクス、ハイエク、ミルトン・フリードマンといった経済学者がとりあげられています。

彼らの経歴を紹介しつつ、いかに富の所有者が主役から後退し、富を活用する者がいかに主役になっていくかをスミスから現代の組織の経済学までをテンポ良く説明している好著になります。

その際には現代の経済政策において大きな影響力を持つハイエクやフリードマンを経済史の中では傍流に過ぎないとして、強く批判しています。

以上、オススメの経済学の入門書を紹介してきました。様々な経済学の入門書がある中で自分にあった1冊を見つけ、経済学、はたまたその分析対象である経済に関心を抱くことがまずは大事かなと思います。

本記事が読者の方の参考になれば幸いです。

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