【メモ】『世界の経営学者はいまを考えているか』の走り書き

参考文献

  • 『世界の経営学者はいまを考えているか』入山章栄

経営学研究の領域は、代表的な教科書が存在しない→論文をひたすら読む。学者たちの意見が統一していない複合領域を形成している。

経営学研究の主な学術領域

  • 経済学
  • 認知心理学・社会学
  • 社会学

 

コンペクティブ・ダイナミクス

企業が積極的に競争行動をすることは、業績の向上に繋がるのかを研究する分野。
様々な競争環境下において競争行動は重要になり、その考えを理論的・実証的に研究する。

ハイパー・コンペティション

近年では、WigginsやRuefli等の研究によると競争優位は持続的でなくなってきている→ハイパー・コンペティションの時代に突入している。
ハイパーコンペティションが進展した現在のビジネス環境では、SCPの守りの戦略はあまり有効ではない。攻めの競争戦略を選択することの有効性。
ある企業が積極的な競争行動をとれる1つの条件は、ライバルとのセグメントの重複が少ないこと→ユニークなポジション取り戦略。
SCPが主張する守りの戦略とコンペクティブ・ダイナミクスは、両立する可能性がある?
競争環境がハイパーコンペティションになっていると認識している企業の方がより積極的な競争行動をとること
そして積極的な競争行動をとる企業の方がその後の株主資本利益効率が高まること
が実証研究によって明らかになっている。
『SMJ』

複数市場競争(Multi-Market Competition)

セグメントの重複度が高い企業同士は、互いに積極的な競争行動が取りにくくなる→セグメントの重複度が高い企業は、競争行動が取りやすい?

ラーニングカーブ

人は同じ作業を何度も繰り返すことで、その経験から学習し、次第に作業効率を上げていく→同様に組織も経験を積むほどその作業効率が高まっていけば、そのだけ学習効果があったということになる。経験を蓄積するほど、その作業効率や生産性が高まるみぎ上がりの関係のことをラーニング・カーブという。

組織学習

組織が新たな知を獲得し、記憶させ、組織内外に移転させ、複数の知識を組み合わせ、そして新しい知識を想像すると言う一連のプロセスを全て含めたもの。

トランザクティブ・メモリー

組織の記憶力に重要なことは、組織の各メンバーが他メンバーの誰が何を知っているかを知っておくこと →Who Knows What→一方で、組織全員が同じ知識を共有することは非効率的
スペシャリストの専門知識を組織がいかに効率的・効果的に引き出せるかが重要→知のインデックスカードの整理が重要?
人はお互いを知り合うほど相手が何に詳しいかと言うトランザクティブ・メモリーを自然と持つようになる?←それを強制的に歪めないこと
社員同士が自然にWho knows Whatを意識している組織を作っていくことが重要。

個人の経験は、責任を伴うことから一時的に作業効率が落ちるものの、さらに個人が経験を積むとより効率的になる→個人の経験は、短期的にチーム・パフォーマンスに悪影響を与えるが、中長期的にはプラスの影響を与えることが判明している。

内生性の問題

内生性の問題によって多くの経営効果は過大評価されて可能性があることに注意!
見せかけの経営効果に惑わされない
自分自身で因果関係の図を書いて因果関係を整理してみる→思いもしなかった見えない効果がわかる、正確な推測ができるかも

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ABOUTこの記事をかいた人

とむる

文系大学院を修了したITエンジニア。関心テーマはIT、会計、旅行など。 このブログでは、とむるの興味のあるテーマを扱っていく予定です。