文系大学院生の生態 -現役文系大学院生がその生態を解説するよ

こんにちは。とむるです。

よくネットなどで「文系大学院生」って一体何をしているの?という記事をよくみかけます。

また文系学部生や理系の人たちにも「普段って何してるの?(笑)」と聞かれます。また自分が大学院に入学する際にも「文系大学院生って何しているの?どんな研究をするの?」をよく調べていました。

今回の記事では、実際に文系大学院に入学してみて感じたこと、メリット・デメリットをなども含めて自己紹介がてらまとめたいと思います。

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文系大学院生ってどんな存在?

「文系院生」といっても様々なバックグランドを持った人たちがいます。

研究者になるため人もいれば会計や法律の実務家を目指す人もいるし、資格の勉強期間にあたるために入学する人もいます。また就職にうまくいかなくて就職をあと伸ばしにしたくて大学院に入学する人も一定数いると思います。

私は、経営学系の大学院で会計を専攻としています(主に研究を目的としていて、会計専門職大学院ではありません)。なので税理士資格の一部科目の免除や公認会計士試験勉強を続けたいがために大学院に進学する人も少なからずいます。

さらに最近ではどこの文系大学院でも恐らくそうなのですが、海外からの留学生が非常に多い印象を受けます。

文系大学院生ってどんなとこなの?

次に文系大学院について解説します。一般的に「文系大学院」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

「就職が不利になる」、「働くことから逃げている」という印象を最初に持つ方は多くいます。一方で大学院の実情を知る人はとても少ないと思いませんか?それもそのはずで、理系学部生の多くが進学する一方で文系大学院生の進学率は、毎年1割前後だと言われています。母数が少ないこともあり文系にとって学部から大学院進学への進学を考える際に考慮すべき情報がとにかく少ないです。

私も大学院を受験するときには受験する先の大学院だけでなく、一般的な文系大学院生の普段の生活やどのように研究をして、論文を仕上げていくかについて調べていましたが、驚くほど情報が手に入らなかったです。正直今でも周りの院生がどんな生活をしているか、どんな研究をしているかほとんど知りません(笑)。

人によってはまったく人と話すことなく、孤立してしまうのも文系大学院生の特徴だといえるかもしれません。

私の大学院では、「2年間で30単位の単位を取得すること(修士論文研究含む)、また修士論文を執筆すること」を修了の要件としています。これは研究向けの多くの大学院で共通していると思います。また多くの講義では、ゼミ形式によって講義が進行していくと思います。

また自分のように計量経済学を扱う研究では、統計パッケージを実際に操作していく講義もあります。

研究室にこもりきりになる理系と異なって、文系では学部の講義とゼミ形式と大差ないように思われます(大学院による)。強いてあげれば学部時には多かった先生による一方的な講義形式が減り、ゼミ形式のみんなでディカッションしたり、あるテーマに関して決められた人が報告するする講義が多いです。

では実際に大学院に入学した私の経験に基づいた文系大学院のメリット・デメリットは下記のようになります。

 文系大学院のメリット

好きなことに集中する環境がある

これはやはり大学院に進学した最大のメリットですね。自分が学部生時代に物足りずやりたいと思った勉強をさらに2年間継続することができます。

また研究室単位で研究を行う理系と違って比較的時間に余裕があります。その時間を使って将来に備えた資格の勉強をしたり、自分のやりたいことをやっています。

教員との距離が近い

私が所属する大学院ゼミは、現在わずか3人しかいません。その分指導教員が1人1人を見る時間が学部生と比較してかなり多いと思います。

また私の指導教員の場合、事前にアポさえとればいつでも質問に行くことができ、他大学の教員の方々を紹介してくれることもあります。TAやRAのアルバイトに参加すれば自分の専門外の教員とも仲良くなり、コネクションができたりします。

学部生が尊敬のまなざしで見てくれる(笑)

学部生は後輩という立場もあって、尊敬のまなざしでみてくれます。自分が行っている研究を軽く説明すれば、「難しそうなことしていますね。さすがっす!」といった言葉もくれます(笑)。

大学院進学のデメリット

とにかく就職が不安

多くの文系院生は就活時に不安に直面します。私は現在修士課程ですが、それでも就活の際には、学部生の時よりも苦労した印象があります。ひとつは自分が行っている研究が必ずしも実務に結び付けているわけではないため、即戦力とはなりづらいことが挙げられます。

また特に日本の新卒一括採用の場合、企業に入社後育てるという風土があるので、それだったら企業側も早く育てやすい学部生をとるよ。という形になりやすいです。

お金がとにかくない

文系院生は、研究室単位で活動している学生が少ないため研究費(具体的には書籍代、データベース代等)も自腹になりがちです。毎月1万円程度を書籍代に使うとして年間12万、さらに学費や生活費という出費を考えるととにかくお金がありません。

教員の方々をみても院生時代にお金に苦労した人が大半です(というより、院生時代にお金にゆとりがあったということを聞いたことがないです・・・)。

一方で学部卒で就職をし、金遣いが派手になった同級生を横目でみるのはなかなか辛いものがあります。

以上自分の経験に基づいて、文系大学院生の生態や文系大学院のメリット・デメリットを述べてきました。具体的にどのような生活を送っているのかなどはまた別の記事に書きたいと思います。

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