【保存版】大学院で会計を専攻した私がオススメする会計入門書8選 -財務会計から管理会計まで-

こんにちは。とむるです。

ビジネスの必須のスキルとして「会計・プログラミング・英語」がよく挙げられます。

ITによって会計の姿が随分変化してきたといっても企業を経営したり、ビジネスに携わる方にとって会計に関する知識やスキルは必須のものだと思います。

会計が分かれば業務の成果が向上するだけでなく、将来の事業戦略を作成・キャッシュフローを測定するにあたっても大きな指針となってくれると思います。

私は、大学院で会計を専攻とし、数多くの会計書を読破してきました。

そんな膨大な会計書籍を読んできた私がおすすめの会計入門書を紹介したいと思います。

今回の記事の想定読者の方は、会計を学びたての大学生、既に実務に携わるビジネスヒューマンの方、会計を本を使って体系的に学びたい方を想定しています。

スタートアップ会計学

この本は、簿記の知識がない人にも会計がわかるように会計情報の利用の仕方を解説した本で、主に大学生を読者層としていますが、ビジネスに携わる方も広くオススメできる本になります。

よくある会計入門書は、入門書と題しながらも企業外部向けの会計ルールである財務会計の解説に偏る本が多いのですが、この本のすごいところは会計学を俯瞰的にバランスよく学べる点になります。

カラー版 会計のことが面白いほどわかる本<会計の基本の基本編>

いわずとしれた会計を会社で無理やりやらされることになったビジネスヒューマンの方が最初に読むべき会計入門書として知られる本です。

自分はパラパラめくった程度ですが、会計に生まれて始めて触れる方にとっては会計とはどういうものかといった基本的な考え方が解説されているので、ぜひ手に取ってほしい一冊になります。

ちなみに姉妹本として、会計基準に関する本もあります。

こちらの本も私はパラパラめくった程度ですが、評価が高い本です。

財務会計講義(第18版)

こちらの本は、財務会計の本になります。財務会計とは、「企業外部に対して公表する会計情報に関するルールのことで、一般的に会計というと財務会計のことを指すことが多いです。

帯の「日本一読まれている財務会計のテキスト」という文言の通り(自分が通っていた大学が一番購入しているといっていたような・・・。)財務会計の分野で非常に著名な元神戸大学教授の桜井久勝先生の本になります。

書籍名に講義という名前がついている通り、内容は少し固く、大学生やこれから会計専門家を目指す方を主な読者とした本になります。

まったくの入門書を脱した方にはぜひおすすめしたい財務会計の本で、この本を読破したあかつきには、完全に会計入門者の域を超え、会計初心者にとっては当面の目標にしたい本です。

私が入学した大学院の講義でも、この本の内容が完璧に理解できている前提で講義が組まれていました。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学~

さおだけ屋といった非常に身近な話題から会計学の本質に迫る良書です。会計学の本としては珍しく(笑)、ベストセラーになっています。

専門的な会計用語が出てこない分、平易に思われますが、現役の会計士の方が書いただけあって会計の重要なエッセンスが詰まった、まさに「身近な疑問から会計を始めつつも、その本質に迫っていく本」だと言えるでしょう。

「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書の読み方 ― 決算書だけではわからない「儲かる仕組み」はココを見る!

財務会計の最終的な成果物は「財務諸表」ですが、この本は財務諸表を代表する「有価証券報告書」の内容を物語形式で、主人公の新人公認会計士と女子学生とのやり取りを楽しみながら理解することができます。

著書の方も公認会計士の方で内容も分かりやすいながらもしっかりしていて、ビジネスヒューマンの方や財務諸表分析を始めたばかりの新人投資家の方に対してもオススメの一冊になります。主人公の恋の行方にも注目です。

ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~

この本は会計とファイナンスに関する入門書になります。

会計をある程度勉強していくと本当にファイナンスとの区別が曖昧になります。

経理部を置かずに財務部のみを置く企業も増えています。というのもファイナンスというのは、企業戦略を立案したり、将来実施するプロジェクトのキャッシュフローを把握するために不可欠なツールで、会計とカバーする領域が非常に似通っているからです。

ですので、会計を学ぶ方にとってファイナンスの考え方というのもぜひ身に着けてほしい知識になります。この本は、ファイナンスの分野でよく耳にするPVやWACCなども解説した非常に優れた入門書だと思います。

「管理会計の基本」がすべてわかる本 第2版

これまでは、財務会計に関する本を紹介してきましたが、この本は企業内部の会計ルールである「管理会計の入門書になります。

人によっては全くなじみがなく、財務会計以上にとっつきにくいイメージのある管理会計ですがこの本では管理会計とはどういうものか、管理会計でよく使われる指標などがしっかり解説された良書になります。

ちなみに管理会計は、会計研究分野においては経営学寄りで社会学をベースとした研究分野として理解されています。

そのためケーススタディ系の論文が豊富にあり、ある程度管理会計を勉強したら自分が興味のある企業のケーススタディが書かれた論文を読んでみるのも面白いかもしれません。ケーススタディを通して、優れた企業の戦略について考えたり、理解することは非常に有益なことです。

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

管理会計の物語形式本といえば、この本より先に出るものはいまだありません。

本書は、電話帳並みに分厚い本ですが(笑)、管理会計とは何か、どのように企業に役立つかを物語形式でつづった翻訳本になります。

管理会計とは何かを「管理会計の基本」がすべてわかる本 第2版で理解した後にぜひトライしてほしい本になります。

ちなみにどうしても分厚すぎて読む気になれない(しかも続編もあるし・・・・。)という方もどうぞご安心ください。コミックにもなっています(笑)

以上、 とむるがオススメする会計入門書8選でした。

今回は、比較的難しい税務会計の本などや企業価値評価といった本は取り上げませんでした。

本記事の続編として会計上級者を目指すためにオススメしたい本を書きました!

【保存版】大学院で会計を専攻した私が会計上級者を目指すためにオススメしたい本

2018.06.25

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