スマートコントラクト入門 -世界を変える技術を学びましょう

 

こんにちは。とむるです。

私は以前、会計とブロックチェーン技術についての記事を書かせていただきました。

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この記事の中で、ブロックチェーンの応用としてスマートコントラクトについて言及しました。2017年はAI元年と呼ばれますが、ブロックチェーン元年とも言われています。

一方でAIの応用が世間で叫ばれる中、ブロックチェーンの応用は残念ながらまだまだ知名度が低いと言わざるを得ません。そこで今回の記事では、ブロックチェーンの応用の中でも特に代表的な『スマートコントラクト』について紹介していきたいと思います。

スマートコントラクトとは何か? これによって世界は一変します

2018年1月現在、ブロックチェーンは、そのアプリケーションであると共にビットコインの知名度は一般的にもかなり普及するようになってきました。スマートコントラクトは、ブロックチェーンを契約を自動化に活用しようとする試みになります。

つまりスマートコントラクト(Smart Contract)とは、ブロックチェーン上の契約を自動化するシステムです。スマート(Smart)は、日本語でもよく使いますが賢いや手際の良い、洗練されたといった意味があります。

またコントラクト(Contract)には契約の意味があり、スマートコントラクトには賢い契約という意味があります。ただし専門家や文脈によっても意味は異なります(デジタル上の約束事やプログラムできる契約といった意味でも使われます)。

実はスマートコントラクトにはブロックチェーンやビットコインよりも古い歴史があります。米国法学者・暗号学者であったNick Szabo氏が1997年に「The Idea of Smart Contracts」という論文のの中でその概念の提唱をしました。

Nick Szabo氏は論文の中でスマートコントラクトの導入例として自動販売機が紹介しています。例として鳥谷部他(2017)では、自動販売機でスマートコントラクトを使った例として以下のような例を紹介しています。

  1. ユーザーが購入したいジュースの代金を販売機に投入する
  2. 購入したいジュースのボタンを押下する

これらの2つの契約が合致すると、自動的にジュースが自動販売機からの可能性から出力されています。実際に正しいジュースかどうかは購入者自身によってチェックします。

ただし、ブロックチェーン上で行われるスマートコントラクトでは、契約をプログラムで定義し、仮想通貨のような通貨で取引が行われ、契約の履行も自動化で行われます。

・契約の定義(Definition)

・契約の自動執行(Execution)

・契約の結果の実行監査(Audit)

つまりブロックチェーンを使ったスマートコントラクトによって中央管理者(企業や政府など)を介することなく、一定のロジックに基づいて取引をすることできます。

スマートコントラクトの仕組み

ではスマートコントラクトの仕組みを具体的に見ていきます。

スマートコントラクトでは、ブロックチェーンの上で

  1. 契約の定義
  2. イベントの待機
  3. 契約の実行、または価値の交換
  4. 支払い・精算

という手順で実行されています。

1.契約の定義

契約の定義をまずプログラムで行います。これはビジネスロジックとも呼ばれています。

2.イベントの待機

仮想通貨などのブロックチェーン上のでデジタル資産情報やブロックチェーン外で取引され、記録されている株価や商品の受け取り状況などの情報を収集します。

そして収集した情報が、事前に定義した条件に合致した場合に決められたイベントが発動します。

3.契約の実行、または価値の交換

上記のイベントが発動された場合に契約条件にしたがって処理が実行されることになります。

またデジタル資産の支払いや権利の交換などの処理が実行されます。

4.支払い・精算

デジタル資産は、「3.契約の実行、または価値の交換」の通り、自動的に取引が精算されます。

一方でブロックチェーン外の資産は、最終的なモノの取引が終えてからブロックチェーン上の取引が精算されます。

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