【保存版】計量経済学入門書6選

こんにちは。とむるです。

今回の記事では、「計量経済学の入門書5選」を紹介します!

ちなみに私のバックグラウンドとしては、大学院で会計を専攻したいわゆる文系大学院生になります。

大学時代は、経営・商学分野を専攻していて大学院に入学した後に統計学や計量経済学を実証研究のために学びました。

なので計量経済学入門者・初心者の気持ちは本当に痛いほど分かります。計量経済学って本当に難しくて、理解しきれない部分が多々ある分野ですよね。

計量経済学のまったくの初心者であった私が苦労しながら読んでいった本をまとめてみましたので、参考にしていただけると幸いです。

ちなみに今回の記事は、計量経済学に関する本に限定しました。

計量経済学の大前提となる「統計学に関する本」は、【保存版】文系大学院で統計を始めた私が文系学生がまず読むべき『統計入門書』を紹介します!に、実際に分析を行う上で必要不可欠な統計ソフトやプログラミングを使った分析にオススメの本は、文系大学院で統計を始めた私が文系学生がまず読むべき『統計のためのプログラミング本』を紹介します!にまとめておりますので、参考にしてください!

【保存版】文系大学院で統計を始めた私が文系学生がまず読むべき『統計入門書』を紹介します!
こんにちは。とむるです。 この記事では、これから統計を学ぼうとする文系学生のために文系大学院で統計を使った分析をしている私がオススメの本を紹介します! 私は現在、文系大学院で統計的手法を使った研究をしています。とはいっても私は、学部時代は純文系(経営系の学部でした・・・)で統計はほとんど勉強したことがなく、大学院に入学して本格的に統計の勉強を始めました。 大学院に入学してから、いきなり統計を勉強するのは本当に大変で色々な苦労もしました。 しかし大学院を修了を間近に振り返ってみますと苦労や遠回りをして理解していたからこそ学んだことも多く、まだ文系だからこそ数学的背景が分からず、大変苦労されている方たちの気持ちがよく分かります(理系でばりばり数学を大学や大学院で学んだ方相手だとなぜこんなこともわからないの?って思われることも多いそうですが) 私自身まだまだ統計初学者ですが、自分のほろ苦い経験も踏まえながらこの本に出会えていて本当によかったなと思う本を以下で紹介しています。 文系学生の背景 私は学部生の講義でTAをしているのでだいたい文系学生の数学的レベルやプログラミングレベルは分かっているつもりです笑 ここで文系学生の背景(バックグラウンド)として 統計という言葉は聞いたことはあるものの、具体的にはどんなものか分からない、分散や標準偏差ってなーに? 高校時代、数Ⅲや数Cを学んだことなし。行列なども触れたことなし。ベクトルという言葉を昔学んだような(ほぼ覚えていない・・・)。 プログラミングは全くの未経験、もちろんRやSTATAなどの統計ソフトも触ったことなし。 以上が、私が文系学部学生向けの統計、情報処理、プログラミング講義の補助をTAとしてやっていて感じた文系学生の知識の背景です。 もちろん人によって個人差はありますし、必ずしも今直接的に勉強や研究で使わなくても独学でもバリバリ勉強している人は勉強しています。 今回の記事はそうした強く学ぶ意志がある文系学生の参考にもなると思います。 最初に手に取るべき入門書 マンガでわかる統計学 マンガでわかる統計学 posted with カエレバ 高橋 信,トレンドプロ オーム社 2004-07-01 Amazon 楽天市場 Yahooショッピング
文系大学院で統計を始めた私が文系学生がまず読むべき『統計のためのプログラミング本』を紹介します!
こんにちは。とむるです。 この記事では、前回の続きでこれから統計を学ぼうとする文系学生のために文系大学院で統計を使った分析をしている私がオススメの本を紹介します!今回は統計分析を行うためのオススメの本になります。前回の記事は以下からご覧ください。 私自身、文系大学院で統計的手法を使った研究をしています。とはいっても私は、学部時代は純文系(経営系の学部でした・・・)で統計はほとんど勉強したことがなく、大学院に入学して本格的に統計の勉強を始めました。 大学院に入学してから、いきなり統計を勉強するのは本当に大変で色々な苦労もしました。特統計分析を実際に行うにあたっての統計ソフトの使い方やプログラミングはとても勉強に時間がかかりました。ただ現在では修士論文を執筆できるレベルの統計スキルを身につけることができました。 これは大学で推奨する本を鵜呑みにせずに(失礼ですが)、初めから念入りに統計のためのプログラミングの本を選定していったことで効率的に勉強できた結果だと思います。 統計ソフトの使い方やプログラミングの勉強は大変ですが、うまく習得できればこれからの時代必ずあなたの強力な武器になってくれるはずです。 ということで以下から「統計のためのプログラミング本の紹介」になります。 文系学生の背景 一応こちらの記事でもこの記事の対象となる文系学生の勉強時の背景(レベル)を確認しておきます。 統計という言葉は聞いたことはあるものの、具体的にはどんなものか分からない、分散や標準偏差ってなーに? 高校時代、数Ⅲや数Cを学んだことなし。行列なども触れたことなし。ベクトルという言葉を昔学んだような(ほぼ覚えていない・・・)。 プログラミングは全くの未経験、もちろんRやSTATAなどの統計ソフトも触ったことなし。 私は統計の講義がある経営学部(経済学部)や心理学部でも統計ソフトやプログラミングの講義のTAを担当していますが、最初の講義のほとんどの文系学生はこんな感じです。 みんな分からないので心配する必要はないと思います。これから統計の勉強と同時並行で進めていきましょう! また統計を扱う文系学生として、「経済学・経営学(商学)・心理学・政治学・法学」などの学部を想定しています。 ぜひ読んでほしい入門書

例題で学ぶ初歩からの計量経済学

経済学部では、 1年生からぜひ読んでもらいたい本です。ちなみに私は大学院に入学してから購入しました(苦笑)

平均や分散の説明を数式を交えて説明するところから、多重共線性や系列相関など実際に分析を行う時にも見逃してしまう問題にも触れた良書です。

まったくの初心者はこの本から計量経済学を始めるとつまづくことはないと思います。

計量経済学 (新経済学ライブラリ)

泣く子も黙る山本先生の計量経済学本です。計量経済学の一冊でこの本をはずすこととはできないでしょう。

もはや古典になりつつありますが、数ある計量経済学本の中でも数式が丁寧に展開されて解説されていて、非常に良心的です。

入門書として最適でしょう。経済学部生にとっては学部中級クラス(学部2~3年生が目安)ですが、経営学系の学生にとっては学部と大学院の橋渡しとなる本としても知られています。

計量経済学の第一歩 — 実証分析のススメ (有斐閣ストゥディア)

まさにタイトルのごとく、計量経済学の第一歩を歩むときに最適な本です。

一歩とは言いつつも、計量経済学とはなんぞやという説明から重回帰分析の応用までをしっかりカバーしていて、自分のように一般的な会計研究で用いる計量経済学レベルならこの一冊で十分じゃないの?というくらい充実した内容です。

例題も豊富なのもオススメながらも私がこの本が気に入ったのは、出版が比較的新しく(2015年初版)、言葉も今風に合わせて柔らかいです。

計量経済学の本はどうも分厚くてお堅い本が多い中で(偏見)、この本は手に取りやすく、読みやすいので読破した暁には必ず力になっていると思います。

実証分析のための計量経済学

この本は、主に学部生向けの本ながらも「ロジットモデル、トービットモデル、ヘーキットモデル、操作変数の扱い」など比較的高度な分析手法が網羅されている点は、素晴らしいです。

私は、上記のような分析手法は、研究で使うことはありませんでしたが、「こうした分析を使った研究をしたい!」と思っている方には必須の入門書になると思います。

計量経済学 (y21)

こちらの浅野・中村先生の本、なんといっても計量経済学を理解する上で避けることのできない「行列を使った式展開」が記載されています。

特に文系学生の中には高校で行列を勉強しておらず、大学で行列デビューをしてしまい行列を見るのも嫌という方も結構多いのですが(笑)、実際には行列を使うことで計量経済学では式を簡略化することができます。

シグマばかり見るのも目がチカチカしてきて嫌になってきたという方も行列を使った式展開を学ぶことで、さらに計量経済学の本質が理解しやすくなると思います。

この本は、経済学部でも学部と大学院を橋渡しする本としても知られています。

Introductory Econometrics: A Modern Approach 5e

英語でもいいから網羅的な計量経済学の本が読みたいという方に対しては、やはりWooldridgeでしょうか。

このアメリカの学部中級~上級生が使っている本で、平易な英語でしっかりと例題や解説を交えながら計量経済学の理論や数式を網羅的に理解することができます。

入門書といいつつも時系列分析までしっかり解説しているカバーの広さは日本語の本ではないのが現状です。

以上、「計量経済学の入門書6選」を紹介してきました。

今回の記事で紹介した本は、私の独断と偏見も入っていますが、計量経済学を学んだきた誰もが納得する本かな~と思っています。

さらにオススメの本があれば、ぜひ教えていただきたいと思います!