文系大学院で統計を始めた私が文系学生がまず読むべき『統計のためのプログラミング本』を紹介します!

こんにちは。とむるです。

この記事では、前回の続きでこれから統計を学ぼうとする文系学生のために文系大学院で統計を使った分析をしている私がオススメの本を紹介します!今回は統計分析を行うためのオススメの本になります。前回の記事は以下からご覧ください。

【保存版】文系大学院で統計を始めた私が文系学生がまず読むべき『統計入門書』を紹介します!

2017年12月23日

私自身、文系大学院で統計的手法を使った研究をしています。とはいっても私は、学部時代は純文系(経営系の学部でした・・・)で統計はほとんど勉強したことがなく、大学院に入学して本格的に統計の勉強を始めました。

大学院に入学してから、いきなり統計を勉強するのは本当に大変で色々な苦労もしました。特統計分析を実際に行うにあたっての統計ソフトの使い方やプログラミングはとても勉強に時間がかかりました。ただ現在では修士論文を執筆できるレベルの統計スキルを身につけることができました。

これは大学で推奨する本を鵜呑みにせずに(失礼ですが)、初めから念入りに統計のためのプログラミングの本を選定していったことで効率的に勉強できた結果だと思います。

統計ソフトの使い方やプログラミングの勉強は大変ですが、うまく習得できればこれからの時代必ずあなたの強力な武器になってくれるはずです。

ということで以下から「統計のためのプログラミング本の紹介」になります。

文系学生の背景

一応こちらの記事でもこの記事の対象となる文系学生の勉強時の背景(レベル)を確認しておきます。

  1. 統計という言葉は聞いたことはあるものの、具体的にはどんなものか分からない、分散や標準偏差ってなーに?
  2. 高校時代、数Ⅲや数Cを学んだことなし。行列なども触れたことなし。ベクトルという言葉を昔学んだような(ほぼ覚えていない・・・)。
  3. プログラミングは全くの未経験、もちろんRやSTATAなどの統計ソフトも触ったことなし。

私は統計の講義がある経営学部(経済学部)や心理学部でも統計ソフトやプログラミングの講義のTAを担当していますが、最初の講義のほとんどの文系学生はこんな感じです。

みんな分からないので心配する必要はないと思います。これから統計の勉強と同時並行で進めていきましょう!

また統計を扱う文系学生として、「経済学・経営学(商学)・心理学・政治学・法学」などの学部を想定しています。

ぜひ読んでほしい入門書

文系学部では、大学内に有料統計ソフトを扱う環境がある場合とない場合があります。まず有料統計ソフトとして最も使いやすいのは、「STATA」です。

STATAは、経済学部系の統計分析では最も使われている本です。またそれ以外の各部の方にもオススメの統計ソフトになります(大学のパソコンなどにインストールされていればの話ですが・・・)。

上記の本は、STATA本の中で一番わかりやすく、簡単に統計用語の解説や著者オススメの統計本が記載されていて入門書として最適です。

ただどうしても有料ソフトはないよという方も多いと思います。そういう方向けに「フリー統計ソフト」として「R」と「Python」がオススメになります。

Rの入門書としては、

はじめてのR: ごく初歩の操作から統計解析の導入までは、統計ソフトであるRのインストールから R Consoleの使い方やデータファイルの読み込み方など基本的なところからしっかり解説してくれています。とは言いつつもt検定や心理系学部でよく用いられる分散分析なども押さえています。

Rによるやさしい統計学は、はじめてのR: ごく初歩の操作から統計解析の導入までよりも網羅的で回帰分析・因子分析・共分散構造分析など少し高度な分析手法も少しだけ解説されています。

私自身は読んだことはありませんが、

のような本がありました。

また統計するためのプログラミング言語としてPythonをオススメしています。Pythonはフリーにもかからわず、世界中の企業・政府機関などで統計分析のみならず、システム開発などにも使われるプログラミング言語ですので、学生のうちに学んでおく価値は非常に高いと思います。

ただPythonのようなプログラミング言語を分析に使用する場合、少し言語のくせがありますので、プログラミング言語の構造、動作や基本的なコードを知っておいた方がいいと思います。

そこでまずは

上記2冊がPython入門書としてオススメです。ゲームを作りながら楽しく学べるPythonプログラミング (Future Coders(NextPublishing))は実際に簡単なゲームを作ることを目的にしている本で、手を動かしながら楽しくPythonを学ぶことができるので、プログラミングの全く経験のない方でもプログラミング言語の入門書としていいと思います。

またPythonスタートブックも簡単な言葉で分かりやすくPythonを学ぶことができます。こちらの本もゲームを作るコードが本の中に用意されています。

ただどちらも少し古くコードや開発環境がうまく動作しないことが報告されています(特に後者!)私自身は、Pythonスタートブックの全体的にコードを書きましたが、書いたコードがうまく動作しないことがありましたので注意してください。

またプログラミングを統計分析用途以外にもしっかり学びたい場合にはドットインストールpaizaのプログラミング学習がオススメです。私もpaizaの有料会員ですが、Pythonについて非常に基本的なことから学ぶことができます。

Pythonに関するデータ分析入門の本としては、

が最初の1冊として最適です。

プログラミングに定評があるオライリージャパンの本ですし、Pytyonをデータ分析で必ず用いるライブラリであるNumpyやpandasを学ぶことができます。

ただオライリージャパンの本は上記の本に限らず、くせが強い本が多く(笑)、入門書といいながらも簡潔な文章で書かれているので、最初の入門書としてははじめてのR: ごく初歩の操作から統計解析の導入がいいかもしれません。

さらに最近では、「ベイズ統計学」が様々な学域分野で使われています。ベイズ統計学のプログラミングの本としては・・・。

残念ながら現状では、ベイズ統計のプログラミング本の入門書をまだ見つけられていません。

情報があれば、ぜひお知らせください。

以上、文系学生がまず読むべき『統計のためのプログラミング本』を紹介してきました。私自身Rやプログラミングなどはまだまだ初心者ですので、勉強を重ねて随時記事を更新していく予定です。

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ABOUTこの記事をかいた人

とむる

文系大学院を修了したITエンジニア。関心テーマは会計、ファイナンス、データ分析、経済学、旅行など。このブログでは、とむるの興味のあるテーマを扱っていく予定です。